なぜ検査をうけるのか? 肺がんのしらべ方

  • なぜ検査をうけるのか?
  • がんの検査方法

肺がんの症状(だと自分で思っている)がある

肺がんに特有の症状というものはありません。例えば血痰でもほかの病気、気管支拡張症、気管支炎などのことが意外に多いものです。

胸の痛みの場合には心臓の病気も考える必要があります。

したがって、この場合にはまず診察で症状についてしつこく聞かれることになるでしょう。可能性の高い病気についての検査を優先する方が効率がよいのです。話を聞くだけでずいぶんたくさんのことがわかるものです。

その上で、
胸部X線写真(レントゲン)
心電図
からはじまることが多いと思います。結果が早くわかり、情報も多いからです。

心電図は症状によってははぶかれることもあります。本人の心配とは別に、話の上から心臓の病気が疑われるときに受けてもらうことになるでしょう。例えば心筋梗塞などの場合は緊急性が高く、肺がんの検査は後回しにしなくてはなりません。

同時に血液検査と喀痰細胞診を受けてもらう病院もあります。この結果は当日にはわからないことが多いと思います。

胸部レントゲンで異常があるときは次の検査に進みます。
胸部CT気管支鏡があります。

血液検査、特に腫瘍マーカーが異常に高いときはその理由を考えることになります。身体のどこかに(肺とは限らない)がんがある可能性とがんではないほかの病気のためである可能性があります。軽度の異常の場合は特に病気ではないこともあります。

喀痰細胞診が陽性であった場合、つまりがん細胞が検出された場合は残念ながら口、鼻から気管、気管支、肺のどこかにがんがある確率が極めて高く、次はどこにがんがあるのかを探すことになります。

すべてに異常がなくても100%肺がんがないとは言い切れません。(100%大丈夫というのはないと思ってください。スペースシャトルだって爆発するのですから)

心配が残れば、胸部CT、気管支鏡を受けることになるでしょう。現在これ以上の検査はありません。これでも100%というわけではありませんが、ここまでして病気が見つからなければ、しばらく様子を見ようということになるでしょう。時間は診断の大きな要素です。それにCT、気管支鏡まで受けていると肺がんの確率は大変低くなります。

ページTOPへ戻る